二重整形はどんどん手軽で身近なものになり、周りで二重整形を行なっている人も増えていることでしょう。
お友だちに勧められてオペを考えている、なんて人も多いかもしれません。
ですが自分が実際二重整形手術を行うとなると、気になるのが「二重整形をするとどんなリスクがあるのか」ですよね。
- 二重整形は視力には影響あるのでしょうか?
- 将来的なリスクはあるの?
気になる二重整形と視力の関係について調べました!
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視力低下とは?
二重整形が視力に影響するかを調べる前に、まず視力低下がどのように起こるのかを簡単におさらいしておきましょう!
そうすれば二重整形が視力に影響あるかどうかがもっとわかりやすくなります♪
「近視」「遠視」とは?
人間の目は「正視」と呼ばれる状態のときには遠くも近くもピントが合ってはっきり見ることができます。
私達の目には眼球を囲む「網膜」という部分があり、その部分でものを見ています。
「正視」の状態の眼球はまん丸で、網膜上できちんとピントが結ばれるためすべて綺麗に見ることができます。
ですがほとんどの人の眼球はまん丸ではなく、楕円形になっています。
奥行きの長い眼球だと網膜の前でピントが結ばれてしまうため、ものがぼやけて見えます。
この状態が「近視」です。
反対に、奥行きが短い眼球は「遠視」と呼ばれます。
網膜よりも後ろでピントが結ばれてしまうので、近くのものがぼやけて見えます。
視力が低下してしまう原因は?
成長期に、あるいは年齢とともに視力が低下する原因は、眼球の変化にあります。
成長と眼球の変化
人間は赤ちゃんのときには眼球が遠視よりの状態になっています。
ですが成長とともに眼球が伸びて、奥行きが出てくると近視よりになっていきます。
成長期に近視化が大きく進み、その後止まるのもそのためでしょう。
最近ではパソコンやスマートフォンなどの近見作業が多く、そのため近視化が進んでいると言われています。
近見作業が多く目が緊張した状態が続くと、目の筋肉が強張った状態になりそれが繰り返すことで近視が進行しやすくなるとの見解もあります。
またブルーライトも目の疲れを引き起こすため、目を酷使しすぎずに適度に休める必要があると言われています。
内的要因での視力低下
遺伝、眼球の形状変化以外に視力が低下する内的原因は何でしょうか?
考えられる原因には、以下のようなものがあります。
- ものを見る部分である網膜の病気(網膜剥離・黄斑変性など)
- レンズの役割をする水晶体の病気(白内障など)
- 角膜の障害(円錐角膜など)
病気による視力低下の場合は、適切な治療により視力低下をある程度防ぐことができます。
外的要因での視力低下
外的要因によって視力が低下してしまう場合もあります。
- 事故による視力低下
頭部への強い衝撃があると、視力障害が残ることがあります。 - 眼球打撲による視力低下
ボールがあたるなどの事故があったとき、網膜などに異常があると視力が低下してしまいます。 - 角膜障害による視力低下
角膜に感染・炎症等が起こるとそれが原因で視力低下が起こることがあります。
角膜に傷がつきすりむいた状態(角膜びらん)、炎症が進んだ状態(角膜潰瘍)などがあります。
これらは最初は角膜に傷がつくこと、異物混入などから起こります。 - 結膜障害による視力低下
結膜に炎症が起き、視力が低下することがあります。
炎症がひどいと目やに、浮腫が起きるためものがよく見えなくなります。
一般的に炎症がひけば自然と視力も回復しますが、重症化しないよう注意が必要です。
このなかで二重整形手術と関係があるものは、角膜障害による視力低下でしょう。
もし二重整形手術が角膜に傷をつけたりこすってしまうものであれば、視力低下を引き起こす可能性があります。
二重整形は角膜障害を起こす可能性があるのか?調べてみましょう。
基本的には視力に影響はなし
二重整形手術と視力について調べてみると、例外を除いて基本的には視力への影響はないということがわかります。
その理由をご説明しましょう。
二重整形オペは眼球に触れない
上記で見たように、二重整形により角膜が傷ついてしまうならば視力低下が起こると予想できます。
では二重整形はどのように行なわれているのでしょうか?
一般的な二重整形術では、角膜には一切触れないように手術が行われます。
その方法を見てみましょう。
二重整形オペ方法①切開法
二重手術には大きく分けてふたつの種類があります。
ひとつめは切開法です。
瞼にメスを入れるため、瞼の脂肪等を取り除くこともでき、瞼が厚ぼったい人でも綺麗な二重になることができます。
切開法の中にも「全切開法」と「部分切開法」があります。
全切開法
全切開法では二重ラインに全体的にメスを入れるため、くっきりとした二重をつくることができます。
ですが炎症も大きいので、ダウンタイムも長くなるでしょう。
部分切開法
部分切開では切開部分を短くしますが、確実に二重ラインが作れる位置にメスを入れます。
ダウンタイムが短くなり、よりナチュラルになるでしょう。
切開法では瞼の表面からメスを入れて、糸で固定します。
そのため眼球や角膜に触れることはほとんどありません。
角膜に障害が起き視力が低下する恐れもないでしょう。
ではもうひとつのオペ方法はどうでしょうか?
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二重整形オペ方法②埋没法
埋没法は、メスを入れずに二重をつくりだす術式です。
最近は埋没法が一般的になり、より短いダウンタイムで、より腫れも少なくオペを行なうことができます。
埋没法は、医療用の細い糸をまぶたにかけることで二重を作り出す手術です。
その糸をかける位置により術式も異なります。
瞼板法
皮膚の奥にある瞼板という部分に糸をかけて留めます。
筋肉よりも前の位置にかけて留めるため、やり直しがしやすいです。
ただ戻る可能性が高く、瞼が分厚い人にはあまりお勧めできません。
挙筋法
糸をまぶたの皮膚に通し、その後上眼挙筋という筋肉に通します。
筋肉に通した後に皮膚を引き上げることで二重ラインを作ります。
瞼板法よりも奥の位置で留めるため、二重がより長続きします。
埋没法では、糸をかけてから瞼の中でその糸を留めます。
結び目は瞼の中に残るので、飛び出て角膜を刺激するようなことはないのです。
そのため角膜に影響を与えて視力障害が起こることもまずありません。
二重埋没法に使用される糸は医療用の糸です。
結び目が皮膚から透けて見える場合もありますが、問題はありません。
体内に吸収されない糸を使用しているので、術後も玉の結び目が残ることがあります。
体に影響はないので放っておいても大丈夫なのですが、気になる場合は糸を取るための再手術が必要になります。
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視力が低下する場合は?
基本的には二重整形手術は視力には影響がないと言えます。
ですがネット上を見ていると、例外的に整形手術後に視力が低下してしまった方もいるようです。
その原因とは?
眼が乾燥するようになった
二重になると、当然ながら目の開きが大きくなります。
目の開きが大きくなったことで乾燥が進み、目のかすみ・ぼやけから視力が低下する可能性もあります。
見え方が変わった
手術をする前は目の形により見えていたものが、手術後に見えなくなってしまう可能性もあります。
瞼が厚ぼったく目を覆っている場合には、瞼がカメラの絞りのような機能を果たしているのです。
知らないうちに目を細めたりして物を見ていたのですね。
ですが瞼の形状が変わってしまうと絞りの役割がなくなり、今まで見えていたものが見えなくなってしまうかもしれません。
これら考えられる原因のほかに、ごく稀に埋没法後の糸が飛び出てしまうことがあるようです。
ネット上に載っている体験談をご紹介しましょう。
埋没法の糸が飛び出る?!
埋没法では糸の結び目を瞼の中に残すので、基本的にはその中に半永久的に留まります。
ですが稀にその糸が飛び出てしまうこともあるとか?!
糸が飛び出てしまった体験談
ネット上にある、埋没法後の糸が飛び出てしまったという体験談をご紹介しましょう。
18年前に二重埋没法を行なって、何事もなく生活していました。
ですがある日片目にゴロゴロ感を感じるようになり、眼科に行っても何も異常がなかったのでお薬だけもらって帰ってきました。
その数日後、今度は激痛が走り、涙がぼろぼろこぼれてきました。
眼科に行ったところ、瞼の裏が腫れていてそれが眼球にあたり、目の表面にも炎症が起きているとの事。
よくよく診察して頂くと、なんと以前の手術のときの糸が瞼の裏側から飛び出してしまっているようなのです。
飛び出た糸を切ってもらう手術をしてもらい、症状は改善しました。
手術をしたことも忘れていたので、びっくりしてしまいました。
埋没法をして7年くらい経った頃、まぶたの裏から糸が出てきてしまいました。
結局両目とも一重に戻ってしまい、抜糸の手術をしました。
ドクターによると、埋没法後長い年月が経つと糸がゆるむので、私のように糸が飛び出るのもあり得るとの事です。
ネット上を検索していると、まれにこのように瞼の裏側から糸が飛び出てしまうことがあるようです。
ではめったに起こらないとしても、糸が露出した場合にはどうすれば良いでしょうか?
埋没法の糸が飛び出してしまった場合
万が一糸が飛び出た場合には、早急に処置が必要です。
ポイント
糸が飛び出たままだと角膜を傷つける恐れがありますし、そこから感染症などを起こす可能性もあります。
炎症、視力低下など重大な事態に至ることもあります。
埋没糸の除去の手術はすぐに行なうことができるので、手術を受けたクリニックに相談しましょう。
糸が飛び出ることはほとんど起こらないとしても、可能性がゼロであるとは言えません。
最近は糸をまぶたの裏の粘膜部分に通さずに手術をする方法もあるようです。
そうすることで、糸が飛び出る可能性が少なくなるようです。
二重埋没法は常に進化し続けていますので、手術を受けるクリニックを決める際には値段だけではなく術法にも注目したいですね。
できるだけ術例が多く評判もよく、アフターフォローのしっかりしている美容外科を選びましょう。
5年、10年などの保証を行なっている美容外科もありますので注目です!
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二重整形で視力が良くなる可能性も?!
上記のように、まれに糸が飛び出る等のトラブルにより角膜が傷つき、視力に影響を及ぼしてしまうこともあります。
ですが反対に、二重整形をして視力が良くなった!なんて声もあるのです。
二重整形して見やすくなるなんてこと、あるのでしょうか?
眼瞼下垂があった場合
眼瞼下垂とは、瞼が垂れ下がってしまう病気です。
原因は加齢、遺伝など様々ですが、最近はコンタクト使用による瞼の酷使が原因となり眼瞼下垂を抱える若い人も増えています。
瞼が下がってきて黒目の部分にかかってくると、当然ものが見えにくくなります。
眼瞼下垂気味の方が二重整形手術を行うと、瞼が上に引き上げられるので視界が広くなります。
そのため「二重手術をしたらものが見えるようになった!」と感じるようです。
メイクのしすぎで炎症が起きていた場合
長年アイプチを使用している方は、まぶたが荒れて炎症を起こしていることが多いです。
また目にコンプレックスのある人ほど、アイプチをしてインサイドにアイラインをひいてつけまつげをして…と目元のメイクにかなり力を入れているものです。
その結果目元周辺の皮膚、粘膜にストレスがかかり、軽い結膜炎を起こしていることが多いです。
二重整形をしてそれらのメイク製品を使う必要がなくなり、目の炎症が軽減した結果見やすくなった、との声もあるようです。
まとめ
二重整形手術は基本的には視力への影響はありません。
ですが非常に稀なケースとして糸が角膜に影響を与える可能性も否定できません。
その場合は早めに医師に相談することで、視力低下等のトラブルを抱える前に解決することができるでしょう。
不安を感じている場合、自分の目への適性が知りたい場合には、迷わずに無料カウンセリングに行って医師の意見を聞いてみてはいかがでしょうか?