埋没法の口コミを調べていると、二重が取れてしまった!なんて口コミが目に入ります。
埋没法が取れてしまう確率、取れてしまう原因、さらに二重を長続きさせるために気をつけるべき点をまとめました。
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埋没法は取れる?!取れる確率とその原因は?
埋没法で満足のいく二重ラインを手に入れた方は、メイク時間も減り毎日の生活が楽しくなるでしょう。
ですが、実は埋没法は時間経過とともに取れてしまう可能性があります。
埋没法手術後に二重が取れる確率
まぶたが薄く、狭めの二重幅を作った方の中には、10年以上二重をキープしている方もいます。
反対にまぶたが厚い方、幅広二重を作った方は、1,2年で取れてしまう場合があります。
二重のライン消失率は術式・まぶたの状態により変わるので、データ化するのは非常に難しいです。
「○年以上取れない確率98%!」などと広告を出す美容クリニックもありますが、
どんな施術法も、まぶたの状態が変われば取れる確率も変わります。
埋没法の種類
埋没法はどのクリニックで行なっても同じと思われがちですが、
実は各クリニックで術式が微妙に異なり、その術式により、二重が取れる確率も変わります。
- 何点で留めているか
- 「瞼板法」と「挙筋法」どちらを行なっているか
これらはクリニックにより異なります。
例えば2点留めは糸をかける回数が少ないため、腫れが少なく当日にすぐメイクができる場合もあります。
ですが耐久性が低く、6点留めなどに比べて、二重が取れる可能性は高くなります。
「瞼板法」とは、瞼板と呼ばれる場所に糸をかけて二重をつくる埋没法です。
「挙筋法」とは、瞼板を乗り越えて挙筋という筋肉に糸をかけて二重をつくる埋没法です。
挙筋はやわらかい筋肉なので、時間が経つと糸がゆるんだり外れる可能性が高いです。
瞼板法の場合、硬い部分に糸をかけるので、固定力が強く取れる可能性は低くなります。
しかし、クリニックによってはまぶたの裏に糸が出る可能性があります。
まぶたの裏に糸が出てしまうと、眼球を傷つける恐れがあります。
瞼板法と挙筋法の違いを理解し、自分のニーズに合わせて決定しましょう。
術式に加えて、個人の瞼の状態によっても、取れる確率は変わってきます。
まぶたの薄い方が狭めの幅での二重整形を行なった場合、取れる確率は低いです。
ですが同じ術式でも、まぶたが厚い方が行なった場合には、取れる確率が高くなります。
まぶたが薄い方でも、二重の幅を広くすると、やはり取れる確率は高くなります。
このように、術式・まぶたの状態・二重の幅の広さで取れる確率は変わります。
クリニックにより、二重ラインの消失率を発表している場合がありますが、
一般的に取れる確率が低いことよりも、自分の目にあった二重ラインを見つけることのほうが大切です。
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整形後に取れる場合の原因は?
埋没法後に二重が取れる原因は、大きく分けて3つあります。
二重が取れる原因①外部刺激
埋没法はまぶた内部の瞼板・あるいは挙筋という部分に糸をかけて、糸の引っ張る力のみで二重を作っています。
そのため、外部からの刺激があるとその糸が外れてしまうかもしれません。
まれな事ですが、ボールが当たったり、転んだりといった激しい外部刺激があると、糸が外れて二重が取れてしまうことがあります。
事故など急激な刺激がない限り、一瞬で糸が外れることはまずありません。
普段の何気ない行動が、糸がかけてある部分を毎日刺激してしまっている事もあり得ます。
毎日の刺激が重なると、数年後・あるいは数ヵ月後に二重がとれる原因になってしまいます。
刺激となる行動の例
- まぶたをこする
花粉症の方、寝起きにまぶたを強くこする方は要注意です。
またメイク落としの際に、アイメイクを落とすために強くこするのも危険です。 - マッサージをする
目元の疲れ解消のため、また目をよりぱっちりさせるためにマッサージを行なっている方もいるでしょう。
糸がかけてある部分のツボを押すために強く押したり、
リンパを流すために何度もさすったりするのは危険です。
マッサージをする際には、糸がかけてある場所は避けましょう。 - まぶたを引っ張る
つけまつげを外すときなどに、まぶたを強く引っ張るのは危険です。
洗顔の際にも、目元は引っ張らず優しく洗いましょう。
二重が取れる原因②二重ラインが合っていない
二重ラインを決める際、幅広にするほど取れる確率は高くなります。
これは幅広にすればするほど、支えるまぶたの重みが増えるからです。
特に埋没法で平行型二重を作ると、二重幅が狭くなるか取れてしまう可能性が高いです。
二重ラインを決める際に、芸能人の目を見ながらなりたい二重を決めるのも良いですが、
一番大切なのは自分の目の形に合った二重を作ることです。
まばたきの際に負荷がかかりすぎず、広すぎない幅をチョイスするのがお勧めです。
自分に合った二重ラインはどうすればわかるのでしょうか?
簡単にできる、二重ラインの見つけ方をご紹介します。
- 鏡を持ち、おでこの筋肉で眉毛を持ち上げる。
- 少し顎を引く。
- 目を大きく見開く。
こうすると、眼球の上にくぼみができます。
このラインが、一番負荷がかからずに二重定着が期待できるラインです。
これでもラインが出なかった方は、アイプチ用のバーなどを使って、二重が定着するラインを探しましょう。
二重が取れる原因③時間経過
埋没法の効果は半永久的と言われていますが、時間経過により糸が取れてしまうことは十分にあり得ます。
理由としては
- 皮膚の変化
- 糸の変化
- まぶたの厚み
が考えられます。
皮膚の変化には、たるみ・むくみ・くぼみなどが挙げられます。
年齢とともに皮膚がたるんでくると、二重のラインを押すように皮膚が被さってきます。
たるんで重なった皮膚の重みは、支えている糸に負荷を与えます。
年々たるみが大きくなるにつれて、糸がその重みを支えられなくなり、ある時糸が外れてしまう原因になります。
年齢とともに目がくぼんできた場合にも、糸が取れる原因になります。
目のまわりが痩せて目がくぼんでくると、二重ラインもずれてしまいます。
やはり糸への負荷が大きくなってしまうのです。
通常、埋没法には医療用の細い糸が使われます。
この糸は体内に溶けないタイプの糸です。
ですが時間とともにこの糸が伸びたり、外れてしまうことは大いにあり得ます。
まぶたが厚い人・脂肪が多い人が二重埋没法を行った場合、取れる確率は高まります。
重いまぶたを糸で支えているため、ふいに糸が外れてしまうことがあり得ます。
まぶたが厚い場合には、ミニ切開術や脂肪除去を勧められることもあるでしょう。
取れる可能性を考えて埋没法を諦めたほうが良いのか、考えてみましょう。
取れる可能性は?医師の解説をしっかり聞いて埋没法を受けよう
埋没法を受けようと思って受診したけれど、カウンセリングで違う術式を勧められた!
そんな場合に考えるべき注意点をまとめました。
こんな人は、切開法を勧められるかも
以下の場合、医師から埋没法でなく他の術式が勧められるかもしれません。
- まぶたが厚い、脂肪が多い人
- 理想の二重ラインの幅が広い人
- 再手術は絶対したくない!と思っている人
まぶたが厚い場合、埋没法で二重にしたとしても、数年で取れてしまう確率が高いです。
全切開(瞼を二重ラインに沿って全体的に切開する方法)や、
部分切開(部分的に切開・縫合して二重を作る方法)が勧められるかもしれません。
切開法の場合、二重が取れる確率は限りなく低くなります。
埋没法で平行型二重、幅広二重になるのは難しいです。
理想の二重の形が幅広な場合、切開法でラインを作ることを勧められるでしょう。
埋没法を受ける場合、再手術の可能性がゼロ!というのはあり得ません。
どのクリニックでも、どの術式でも、再手術の可能性は付き物です。
最初で最後の二重手術にしたい!という方は埋没法は諦めたほうが良いかもしれません。
また、埋没法を繰り返してきて、もう手術にうんざりしている方もいるでしょう。
そんな方には、切開法をお勧めします。
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取れるのを防ぐためには?美容整形外科にて施術前に確認するべきこと
切開法の場合、メスを入れるため、当然ダウンタイムが長くなります。
ダウンタイムとは、術後に腫れや痛みが完全に引くまでの時間です。
料金も上がります。
そして何より、やり直しができません。
埋没法の場合は、かけてあった糸を取るだけで元のまぶたに戻ることができます。
しかし切開法の場合は、元のまぶたに戻りたい!という願いを叶えるのは不可能に近いです。
切開法を勧められて考えている場合には、これらのデメリットを踏まえ、どちらが良いのか改めて医師と相談しましょう。
クリニックのドクターの解説等を見ていると、
「ミニ切開法を勧めたが、患者様がダウンタイムが長くなるのを嫌がり埋没法になりました。」
「二重ラインが消えることを説明しましたが、まずは埋没法を行なってみたいとのことで埋没法を行ないました。」
といったコメントが複数ありました。
ライフスタイルや希望により選ぶ術式は異なると思いますが、
二重整形経験の長い医師のアドバイスを聞き、自分の目にあった二重を見つけるのが大切です。
埋没法が取れた?!取れる前のサインを知っておこう
埋没法が取れる時、ほとんどの場合時間をかけて徐々に二重のラインが薄くなり、最終的に取れてしまいます。
二重が取れかけている際の前兆を知っておきましょう。
二重埋没法が取れた場合に起こること
糸が取れかけている場合、次のような症状が起こります。
- 二重の幅が狭くなっている
- 二重の食い込みが浅くなっている
- 三重になることがある
- 二重ラインの上のまぶたがくぼむ
これらは、糸の緊張が弱くなり、皮膚を引っ張ることができなくなっている証拠です。
上記の症状があり、症状がどんどん強くなるようならば、二重が取れてしまう可能性があります。
取れた後には、埋没法の糸はどうなるの?
埋没法が取れた後には、基本的には手術前のまぶたに戻ります。
手術後1年以上経過している場合には、二重のラインの部分の組織が癒着し、薄い二重ラインが残る可能性もあります。
埋没法の糸は、体内に吸収されない医療用の糸です。
二重が取れた後にも、抜糸しない限りはまぶたの中に残ります。
問題がなければ、糸をそのまま残しておくことができます。
しかし下記の場合、抜糸が必要となります。
- 糸がまぶたの裏側から出て、眼球を刺激する可能性がある場合
- 再手術の際に、以前の糸が邪魔してしまう場合
- 埋没法を繰り返し、糸が複数まぶた内に残っている場合
抜糸手術の際は、多くの場合切開が必要になります。
複雑な糸のかけ方をしていたり、組織と癒着している場合には、切開の範囲も広くなるでしょう。
抜糸をした方が良いか、しっかりドクターと相談しましょう。
再手術は可能?埋没法が取れた後の再手術の方法
二重が取れる前の状態に戻りたいなら、再手術が必要です。
埋没法が取れた後の再手術の注意点をご紹介しましょう。
今回も埋没法で大丈夫?
すでに埋没法で二重が取れてしまっているので、再手術の際には再度取れる可能性を考える必要があります。
前回の埋没法手術後、3年以上持った方であれば、再度埋没法を行っても同じように3年以上持つ可能性が高いです。
すでにうっすらと二重のラインやクセができている場合が多いので、埋没法に再度チャレンジする方が多いです。
前回の手術から1,2年で取れてしまった場合には、同じ埋没法を行なっても、同じ期間で取れる可能性が高いです。
また再手術をするのは嫌だから、と手術法を変える方が多いです。
埋没法の中でも糸をかける回数が多いものを選ぶことができます。
すでに2回以上埋没法での二重が取れている場合、埋没法での二重定着が難しい瞼であると言えます。
何度手術を行っても、結局取れてしまうでしょう。
埋没法での二重定着が難しい場合、部分切開や全切開を勧められるかもしれません。
切開法は効果が長続きするので、再手術が必要になるという不安はなくなります。
ですがその分、やり直しができないので注意が必要です。
二重ラインを決める際には、今の顔だけでなく、数十年後の自分の顔も想像する必要があります。
さらに、切開法の場合はダウンタイムが長くなります。
腫れが完全に引くまでの時間が長くなるので、仕事や学校を長期で休む必要があるかもしれません。
埋没法と切開法、再手術ならどちらがおすすめ?
埋没法で再手術を受けるメリット
- ダウンタイムが短く、すぐに通常生活に復帰できる
- やり直しができるので、リスクが少ない
埋没法で再手術を受けるデメリット
- 再度取れる可能性が高い
- 残った糸の状態により、1回目よりも腫れ・痛みが多くなる可能性あり
切開法で再手術を受けるメリット
- 再度糸が取れる心配がない
- 脂肪切除も可能で、理想の二重になれる
切開法で再手術を受けるデメリット
- やり直しが難しい
- ダウンタイムが長い
どちらの手術法が最適かは、その人のまぶたの状態によります。
美容整形外科を何個か訪れて、ドクターの意見を複数聞いて考えましょう。
保証のついているクリニックを選ぼう!これから埋没法をする人におすすめクリニック
埋没法を行なう場合、100%取れないという保証はありません。
もし取れてしまったときのことを考えて、保証がしっかりしたクリニックを選ぶのがお勧めです。
おすすめクリニック①湘南美容クリニック
湘南美容クリニックでは、常に新しい埋没法が開発されています。
どの埋没法を行なったとしても、基本的には1年以上の保証がついています。
その中でも、特に保証がしっかりしている埋没法をご紹介します。
クイックコスメティーク・ダブル、フォーエバー二重術
- 同一幅での糸のかけなおし保証:一生涯保証
- 二重幅の変更保証:1年間
クイック・コスメティーク法
- 同一幅での糸のかけなおし保証:10年間
- 二重幅の変更保証:1年間
腫れづらいばれづらい二重術
- 同一幅での糸のかけなおし保証:5年間
- 二重幅の変更保証:1年間
おすすめクリニック②品川美容外科
二重術1Dayナチュラルプレミアム法
医師による診断の結果再手術が必要と判断された場合:5年間の保証
二重術ナチュラル法
医師による診断の結果再手術が必要と判断された場合:2年間の保証
おすすめクリニック③共立美容外科
共立美容外科では、保証内容により手術費用が変わる制度を取り入れています。
すでに何度も取れてしまっている人や、取れるまでの期間がある程度予想できる場合に便利です。
- P-PL1年保証 97,200円
- P-PL2年保証 123,200円
- P-PL3年保証 162,000円
保証内容がクリニックにより大きく異なることがわかりましたね。
あなたの希望にあった保証を用意しているクリニックを選びましょう!
まとめ
埋没法はダウンタイムが短く、値段もお手頃なためチャレンジしやすいです。
ですが、二重が取れる可能性もあります。
デメリットを理解し、あなたのまぶたに合った手術法を選びましょう。
初埋没法であっても、再手術を受ける際であっても、ドクターの意見をしっかり聞くことが大切です。
長続きする理想の二重を手に入れるために、焦らずじっくりと考えましょう!